子供に自転車の乗り方を教えるときは「コツ」があります。
子供の運動神経に頼らない、自転車の教え方。
我が子は、2時間で乗れるようになりました。
自転車に乗れなくて困っている時は一度このやり方を参考にしてください。
- 子供が自転車に乗れるようになるコツ
- 子供が自転車に乗るために恐怖心を取り除く方法
- 子供が自転車に乗る時の姿勢
- 大人の上手な自転車補助のやり方
子供が自転車に乗れるようになる5つのステップ
初めて自転車の補助輪を外して、自転車に乗る時はとても怖いものです。
補助輪が付いていた時は楽しく自転車に乗っていたのに、補助輪を外したら急に怖くなって、自転車に乗りたがらないようになる時もあります。
まず、自転車は怖くない、楽しいものなんだと思い出させてあげましょう。
ステップ① 転んでも痛くないように準備する
最初のポイントは「自転車を練習する場所」「プロテクターの準備」になります。
自転車の練習をしているとたいていの場合、転んでしまいます。
固いアスファルトで転んでしまったら、もう怖くて「自転車嫌い」になってしまうかもしれません。
アスファルトの上で練習をしていて転んでしまったら、目も当てられません。
プロテクターを付けて、「芝生の上」や「やわらかい土」の上で自転車の練習をしましょう。
子供の恐怖心を取り除いてあげてください。
ヘルメットは必須ですが、プロテクター選びは洗濯できるかチェックしましょう。
特に夏場の場合は、汗をかくので洗濯ができると清潔に保てますよ。
ステップ② 自転車に乗る姿勢を確認する
自転車に乗る時の姿勢は、自転車に乗れるようになるための大切な要素の1つです。
特に「サドルの高さ」と「サドルの真ん中に座る」は重要です。
サドルの高さは足の裏が地面に着くくらいにして、背筋を伸ばし、サドルの真ん中に座っていることを確認してあげましょう。
子供が自転車に乗った時、後ろから見てみてください。
本人は、真っすぐ座っているつもりでも、重心がズレていることがあります。
補助輪が付いていた時は重心が少しズレていても、補助輪が支えになって自転車に乗ることができていました。
重心を見つける感覚が初めてのことなので、上手にサポートしてあげてください。
- サドルの高さは、足の裏が地面に着くくらいがちょうど良い
- 背筋を伸ばし、姿勢を正す
- サドルの真ん中に座る
ステップ③ 自転車が上手になる「補助のやり方」
自転車に乗っている子供の横に立ち「サドルの後ろ」と「片側のハンドル」を持ちましょう。
この時、子供の足はペダルに乗せていますが、ペダルは漕ぎません。
ゆっくり自転車を前に押して上げると、バランスが取れた感覚が支えてる手から伝わってくると思います。
子供のバランスが取れるまでサポートしてあげてください。
特に大切なのは、子供が真っすぐ前を見ていることです。
ペダルを漕ぐ事に意識がいき、ペダルを探して下を見たり、ハンドル操作が気になって下を向いてしまったりします。
進行方向を真っすぐ向いていないと、自転車フラフラ揺れて真っすぐ進めません。
子供が下を向きそうになっていたら声をかけて意識を進行方向に向かせてください。
最初は1秒も乗っていられないですが、少しづつ乗れる時間が増えていきます。
- 前を真っすぐ見る(下を見ない)
- サドルの真ん中に座る
- サドルの後ろと、片側のハンドルを持ちながら、一緒に進む
- 一緒に進みながらバランスが取れたと感じたら手を離す
ステップ④ ほめて ほめて 褒めまくる
これが一番大切なことかもしれません。
子供の気持ちが切れてしまったら、何をしても身に付きません。
子供の気持ちをのせるために、とにかく大げさに小さいことでも、ほめて、ほめて、褒めまくる。
つらい自転車特訓みたいになってしまうと、なかなか上達しません。
ステップ⑤ ペダルを漕ぐのは最後の最後
step⑤まできたら、もう自転車に乗れる状態です。
あとは、ペダルに足を添えるだけです。
自転車をこぎ始める時は、子供の利き足の方のペダルの位置に注意してください。
ペダルの位置は足を踏み込んで力が入りやすい位置にしておくと、上手にできます。
子供が1人で自転車に乗れた時は、真っすぐしか進めないと思います。
曲がる練習をしないとって思いますが、すぐできてしまいます。
コツをつかめばどこまでも自転車に乗っていきます。
まとめ 自転車に乗れるようになる
自転車の練習をやり出したら、時間を空けず連続で練習した方が良いです。
一週間とか時間が空いてしまうと、感覚を忘れてしまいます。
ぜひ「乗れるようになる5つのステップ」で、自転車乗りにチャレンジしてみてください。
- 転んでも痛くない場所でやりましょう
- 自転車に乗る時の姿勢を確認しましょう
- 大人が上手に補助をしてあげましょう
- ほめて ほめて 褒めまくりましょう
- あとはペダルに足を添えるだけ