子供が小学生くらいになると、体育の授業でなわとびがあったりしますよね。
なわとびの「前跳び」は何となく出来てるけど、「後ろ跳び」になったら全然できない。
家に帰って練習してみるけど結局できない。
でも、コツをつかんだら「あっ!」という間にできました。
子供が、なわとびの「後ろ跳び」ができるようになった「やり方」と「コツ」をぜひ参考にしてみてください。
なわとびを始める準備
なわとびを始める前に子供の体力がどのくらいあるか確認した方が目標を決めやすくなります。
「なわとびなし」で、ただジャンプをすることを連続で10回しかできなければ、「なわとびあり」で連続20回はできません。
なわとびを置いてジャンプする
なわとびを地面に置いて、なわとびを飛び越えてみましょう。
なわとびを中心に「右、左、右、左」と左右に横跳びで何回できるかやってみましょう。
意外と疲れるもので、やってみると子供はすぐにバテてしまいます。
準備運動のつもりで継続してやっていくと、体力もついてきますよ。
なわとびだけを回す
なわとびをせずに、なわとびだけを片手で回してみましょう。
右手で10回やったら、左手で同じ10回を回すのが良いと思います。
その時、なわとびを跳んでいるつもりでジャンプすると、ジャンプのタイミングが合っているか分かると思います。
なるべくジャンプのタイミングを肩を叩いてあげたりして教えてあげると上達の近道です。
なわとびの後ろ飛びがうまくいく3つのコツ
なわとびの後ろ跳びで難しいところは、ジャンプする時になわとびが見えないところです。
後ろから来るなわとびをタイミング良く、跳び越すには「3つのコツ」があります。
姿勢を正す
「なわとび」をする時、まっすぐ上に跳んで、同じ場所に着地できていますか?
背中が丸まっていたり、着地がバラバラだと、体の重心を整えることに精一杯になってしまいます。
この状態で、「なわとび」をしても、縄がヘビのようにグネグネ曲がって足に引っかかってしまいます。
まずは、「なわとび」を持たずに、まっすぐ上に跳んで同じ場所に着地できるように、ジャンプの練習をしてみましょう。
なわとびは腰の位置で回す
子供の様子を見ていると、腕を大きく回して「なわとび」をしています。
特に、「後ろ跳び」の場合は一生懸命腕を大きく回し、一生懸命大きくジャンプしてがんばっています。
腕を大きく回してしまうと、その分「なわとび」も頭の上の方を回ってしまいます。
それでは、後ろから来る縄を跳び越せません。
手は腰の位置からあまり動かさず、手首で「なわとび」を回す練習をしましょう。
片手で「なわとび」を持ち、手首でくるくる回してコツを掴むのが良いと思います。
腕を下げるときにジャンプ
手首で「なわとび」を回すといっても、子供の時はどうしても腕が回ってしまいます。
ジャンプと同時に腕も一緒に上にあげ、着地と一緒に腕も下に降りてきます。
見ている親心としては、かわいらしいのですが、それでは「後ろ跳び」が上手になりません。
「腕を下げるとき」にジャンプしてごらん。
その一言で、だんだんコツを掴んでくれました。
なわとびの長さを調整しましょう
それでも、うまくいかないときは、なわとびの長さを調整してみましょう。
「なわとび」の長さの調整は、「なわとび」の真ん中を踏んで、肘を90度くらいに曲げた時、ピンと張るくらいの長さが丁度良い長さです。
「なわとび」の縄が軽いと「なわとび」がやりにくくなります。
そんな時は、「なわとび」の真ん中に結び目を作って少し重くしてあげるのも1つのコツです。
とにかくほめる
子供が、がんばっている時は「とにかくほめる」ことです。
子供のやる気がなくなってしまったら、上達しません。
子供が楽しくできるように大げさにほめて楽しく「なわとび」をするのが良いですね。
子供と一緒になわとびを楽しむ
子供と一緒に「なわとび」をするとお手本を見せてあげることができます。
後ろ跳びの難しいところは、跳ぶ時に縄が見えないところになります。
「なわとび」を跳ぶタイミングを教えてあげたり、一緒にリズムを取ってあげるのも「後ろ跳び」が上手になるコツでもあります。
何よりも、子供と一緒に遊びながら、「後ろ跳び」の練習をすると楽しく「後ろ跳び」が覚えられます。
ぜひ一緒に、遊びながら「なわとびの後ろ跳び」にチャレンジしてみてください。
まとめ
まずはなわとびを始める前に準備をしましょう。
準備をすれば目標が決めやすくなりますよ。
- なわとびを置いてジャンプしてみる
- 片手でなわとびだけ回してみる
なわとびの後ろ跳びには「やり方」と「コツ」があります。
- 姿勢を正す。
- 腰の位置で手首を回す。
- 腕を下げるときにジャンプする。
- 子供と一緒になわとびを楽しむ
特にこの4つを意識してなわとびの後ろ跳びにチャレンジしてみてください。
子供と一緒になって楽しむことが上達の近道です。