親と子供の一つの関門、それは「自転車乗り」(通称:補助輪外し)です。
自転車に乗れず、何回も転びながら、ようやく乗れるようになった自転車。
そんな苦労を吹き飛ばす、画期的なアイテム「キックバイク」。
ぜひ、子供の自転車選びの参考にしてください。
- キックバイクのメリットデメリット
- 自転車を簡単に乗れるようになる理由
- 自転車特訓をやらなくて済む理由
キックバイクの魅力
「キックバイク」の魅力はなんといっても、自転車に早く乗れるようになることです。
- ペダルが無いから、バランスをとる事に集中できる
- ペダルが無いから、視線が自然と前を向く
- 足で蹴って進むから、足腰が鍛えられる
自転車に乗るために必要な事が「キックバイク」で準備できるということです。
だから、「キックバイク」 ⇒ 「自転車」の順番が自転車に早く乗れるのです。
しかも、「後付けペダル」があるから、自転車を新たに購入しなくてもいいので経済的です。
公園に遊びに行くと、3歳くらいの子どもが補助なしで、スイスイ自転車に乗っているのを見かけます。
話を聞くと、やっぱり「キックバイク」から始めたそうです。
なんで自転車に乗るのが難しいの?
自転車に乗るには、いろいろな事を同時にしなければいけません。
- ハンドルでバランスを取る
- 進行方向を決める
- ペダルを漕ぐ
- 何かあった時、足を地面ににつけるように心構えをしておく
慣れていれば、自然とできることですが、初めてとなるとそうはいきません。
「キックバイク」であればやることは2つだけ。
- バランスを取る
- 進行方向を決める
自転車の乗り方については
\「子供が自転車に乗れるようになる-5つのステップ-」/
バランスさえ取れればあとは簡単。
ペダルに足を添えるだけです。
つまり、自転車に乗る要素を「キックバイク」が全て補ってくれるのです。
キックバイクは何歳から何歳まで乗れる?
キックバイクは、1歳半から2歳くらいから7歳くらいまで乗れます。(小学2年生くらい)
キックバイク | 身長 | 年齢 |
---|---|---|
12インチ | 75cm ~ 95cm | 1.5歳 ~ 3歳 |
14インチ | 92cm ~ 107cm | 3歳 ~ 5歳 |
16インチ | 98cm ~ 119cm | 3歳 ~ 6歳 |
18インチ | 103cm ~ 125cm | 4歳 ~ 8歳 |
20インチ | 111cm ~ 140cm | 5歳 ~ 5歳 |
22インチ | 116cm ~ 145cm | 6歳 ~ 11 |
24インチ | 120cm ~ 151cm | 7歳以上 |
キックバイクのデメリット
✅公道では乗れない
ペダルが付いてない状態だと、道路交通法での「軽車両」ではなく「遊具」に該当します。
ちょっと一緒にサイクリングができません。
✅置き場や収納場所に困る
キックバイクはスタンドが付いていないものがあります。
その場合、壁に立て掛けるか、転ばしたまま置いておきます。
購入前に、収納をどうするか考えたほうがいいかもしれません。
✅プロテクターは必須
ヘルメットは買うけど、プロテクターはどうしようかなぁ?
と、考える方も多いと思います。
プロテクターは買っておいたほうが間違いありません。
なぜって?…まぁ、よく転びます。
プロテクターは肌に密着するので、結構匂いが気になります。
特に夏場は汗をかくので、頻繁に洗った方が良いですよ。
✅足を使ってブレーキしてしまう
「キックバイク」はブレーキが付いていません。
「キックバイク」を止めるときは、地面に足をつけてブレーキをします。
その癖がぬけなくて、自転車に乗り始めると足を地面につけて自転車を止めようとします。
ペダルを付けて自転車仕様にした時は、ブレーキの練習が必要です。
キックバイクの時は足でブレーキできていましたが、自転車仕様にするとスピードが出ます。
思っていたよりスピードが出て、止まれずに転んでしまうことがあるので注意が必要です。
キックバイクのメリット
✅バランス感覚と体幹が鍛えられる
キックバイクに乗ることで、遊びながら体重移動、バランス感覚が身に付きます。
姿勢を正しくしないと、バランスが崩れ、上手に乗れないことから、体幹も自然と鍛えられます。
✅自転車に乗るのに苦労しない
自転車に乗るための必要な事が、自然と身につくから、自転車に移行するとき苦労しません。
✅後付けペダルがあるから、新たに自転車を買わなくてよい
乗り始めはペダルなし。自転車に乗れそうだなぁ、と判断したらペダル有り。
子供の成長に合わせ、カスタマイズすれば、とても経済的!
まとめ:子供の自転車選びは「キックバイク」な理由
・キックバイクは楽しい!
・キックバイクは自転車を乗るのに必要な要素が詰まっている。
だから、自転車に移行するとき苦労しない。
・遊びながら、バランス感覚と体幹が鍛えられる。
・子供の成長に合わせてカスタマイズ(後付けペダル)できる。
・公道では乗れません。
・購入前にキックバイクの収納場所を考えておきましょう。
・プロテクターは必須です。安全第一!